犬「ワン!ワン!」
私「やめなさい!」
犬「ワン!ワン!ワン!」
私「こらー!!」
愛犬とのこのやりとり一生ありますよね?あれ?私だけ?
ということで今回は犬の「吠える」理由や「吠えるのをやめさせる」方法を紹介していきます。
実際、「どうして吠えるの?」「ご近所迷惑になってないかな…」など愛犬が吠えると困るタイミングどうしてもあります。ですが、犬が吠えるのには必ず理由があります。そして、その理由を理解し、適切に対応すれば、過剰な吠え(吠え癖)は改善できることが多いのです。
この記事では、犬の吠える主な理由と、吠え癖への基本的な対処法を、わかりやすく解説していきます。
なぜ犬は吠えるの?〜犬からのメッセージ〜
まず知っておきたいのは、犬にとって吠えることは、人間が話すのと同じコミニュケーション手段の一つだという事です。無理にやめさせるのではなく、「何を伝えようとしているのかな?」と考えてみましょう。
犬が吠える主な理由は、主に以下のものが挙げられます。
犬が吠える時の、状況や気持ち、特徴などいくつか解説してみました。「警戒・警告」のようにインターホンや突然の来客などはよく見られるのではないでしょうか?

「吠え癖」とは?「吠え癖」になってしまうのはなぜ?
先ほどあげた吠える理由は、犬にとって自然な行動ですが、これが過剰になったり、吠える「時間」「場所」「場面」に関係なくとにかく吠え続けたりすると、「吠え癖」として飼い主さんや周囲の人を困らせることになります。
吠えの原因は様々ですが
- 要求吠えが学習されてしまった(吠えたら良い事があった)
- 警戒心が強すぎる
- 社会化不足(子犬の頃に色々な人、物、音に慣れていない)
- 運動不足や刺激不足によるストレス
- 分離不安などの精神的な問題
などが考えられます。
初心者の方でもできる!吠え癖への対処法6つのステップ
最初に伝えますが、「吠え癖」の改善には根気と一貫性が必要です。すぐに改善できる子もいるかもしれませんが、時間のかかる子がほとんどだと思います。ここからは基本的な対処法を6つのステップで紹介していきます。
【ステップ1】まずは「なぜ吠えているのか」原因を探ってみよう!
まずは、どんな時に、何に対して、吠えているのかをよく観察しましょう。原因が分かれば、的確な対策が立てやすくなります。
【ステップ2】原因に応じた対策を行おう!
【ステップ3】吠えなかった時、静かにできた時にしっかり褒めよう!
犬は褒められることで「正しい行動」を学習します。吠えるのをやめた時、静かにしてほしい場面で吠えなかった時に、たくさん褒めてあげましょう。「おすわり」「待て」のような「静かに」などのコマンドを教えるのも有効です。
【ステップ4】叱るのではなく、正しい行動を教えよう!
吠えている時には大きな声で叱ると、犬は「飼い主さんも一緒に吠えている(興奮している)」と勘違いしたり、恐怖心を強めてしまったりする事があります。叱るのではなく、「どうすれば良いか」を教えることに焦点を当てましょう。
【ステップ5】根気強く、一貫した対応をしよう!
吠え癖の改善には時間がかかることです。焦らずにじっくりと向き合いましょう。家族全員で対応方法を共有し、全員で同じ対応し根気強く続けることが大切です。
【ステップ6】困ったら専門家に相談しよう!
どうしても改善が見られない場合や、原因が特定できな場合、攻撃的な吠え(噛みそう)が見られる場合は、一人で悩んだり無理せずにドッグトレーナ(犬の行動療法士)や獣医師に相談しましょう。

まとめ
犬の吠えは、私たちへの大切なメッセージです。なぜ吠えているのかを理解しようと務める事が、問題解決の第一歩となります。原因を探るためにも普段から愛犬をよく観察しましょう。
吠え癖に悩んだ時は、叱るのではなく、原因を探り、適切な環境としつけ、そして十分な愛情とコミニュケーションで、愛犬とのより良い関係を築いていきましょう。焦らず、愛犬のペースに合わせて、一緒に学んでいく事が大切です。今回の紹介、解説が何かの役立てたら幸いです。
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