あなたにぴったりの犬種の見つけ方【初者向け】

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今回は犬種が決まっている方や、まだ決まっていない方にむけて、犬種ごとの特性(大きさ、運動量、性格)などを一部ザックリと紹介します♪参考になれば幸いです。

皆さんはワンちゃんに初心者向けの犬種がある事をご存知ですか?
それは性格の傾向(穏やか、人懐っこい、しつけやすい)や手入れのしやすさ(抜け毛、トリミングの必要性)などがあります。
その他にも「必要な運動量」や「遺伝的な病気の少なさ」も犬種を選ぶにあたって非常に重要な要素です。

代表的な「初心者向け」と言われる犬種とその特徴

それではいくつか犬種の例を上げてみます。

犬種ごとの「一般的な傾向」と「注意点」
  • トイ・プードル
    傾向(賢い、抜け毛が少ない)
    注意点(わがままに育ちやすい、トリミングが必須)
  • キャバリア
    傾向(穏やか、人懐っこい)
    注意点(遺伝的な心臓病のリスクが高い、 寂しがり屋)
  • シーズー
    傾向(マイペース、比較的おとなしい)
    注意点(頑固な一面も、暑さ・寒さに弱い)
  • マルチーズ
    傾向(甘えん坊、活発)
    注意点(神経質で吠えやすい傾向、寂しがり屋)
  • 柴犬
    傾向(忠実、番犬向き)
    注意点(頑固、警戒心が強い)
  • ミニチュア・ダックスフンド
    傾向(明るく友好的、賢く勇敢)
    注意点(吠えやすい、椎間板ヘルニアのリスクが高い)

※ これらの情報はあくまで一般的な傾向です。最終的には、実際に犬と触れ合ってみて、その子の性格や気質、健康状態などをしっかり確認し、ご自身のライフスタイルや家族構成に本当に合っているかを見極めることが最も大切です。

など、数種類の犬種をピックアップしてみました。
今回ザックリと犬種の傾向、注意点を出しましたが、他にもいろんなものがあります。
ワンちゃんとの楽しい生活を想像しながら、気になる犬種がある方は自身でしっかり調べてみるのもいいですね。
また、まだ飼いたい犬種が決まっていない方も色々な犬種を調べて決めてみてはいかがでしょうか?

サイズによる違い – 小型犬・中型犬・大型犬

 それぞれのメリット・デメリット(飼育スペース、費用、運動量、寿命など)

【小型犬】(体重 約10kg未満が目安)
  • 小型犬のメリット

    集合住宅など、飼育スペースが限られる環境にも適しています。
    また、小型であるため、中型犬や大型犬と比較して、食費やトリミング代などが安価な傾向にあります。必要な運動量が比較的少なく、体重も軽いので、動物病院への通院や旅行時の移動がしやすいです。
    高齢になり介護が必要になった場合も、体重が軽いため、抱き上げたり体を拭いたりするケアが比較的簡単に行えます。
  • 小型犬のデメリット

    体の弱さ・怪我や寒さに弱い子が多いです。
    骨が細く華奢なので、落下による骨折などの怪我をしやすい傾向があり、ソファからの飛び降りなどにも注意が必要ですね。
    寒さにも弱く、冬場の温度管理なども重要になります。
    他にも、体が小さい事から警戒心強く、神経質になったり、要求吠えや無駄吠えにつながったりする子もいます。
【中型犬】(体重 約10kg~25kg未満が目安)
  • 中型犬のメリット

    中型犬は、犬らしいしっかりとした体格で存在感や体力があり、一緒にドッグランで遊んだり、少し長めの散歩やアウトドアを楽しんだりしやすいバランスの取れたサイズといえます。
    非常に多くの犬種が含まれ、見た目や性格、得意なことなど選択肢が豊富です。
  • 中型犬のデメリット

    小型犬より広いスペースとより多くの運動量や食費、医療費、用品代などが多くかかります。
    また力が強いので、散歩中の引っ張りや飛びつきなどをコントロールするためのしつけがより重要になります。
【大型犬】(体重 約25kg以上が目安)
  • 大型犬のメリット

    大きな体で存在感があり、頼もしいパートナーとなります。
    一般的に、性格が穏やかで我慢強い子が多いと言われています(もちろん個体差や犬種差はあります)。体力があり、一緒に本格的なアウトドアやドッグスポーツなどを楽しむことができます。
    きちんとトレーニングされ、相性が良ければ、子供の良い遊び相手や見守り役になることもあります。
  • 大型犬のデメリット

    十分な広さの室内スペースと、可能であれば庭など、安全に過ごせる広い環境が必要で、集合住宅では飼育が難しいです。
    毎日十分な時間の運動が必要で、運動不足はストレスや問題行動の原因になります。
    食費、医療費、大型犬用の用品代はかなり高額になります。
    非常に力が強いため、幼い頃からのしっかりとしたしつけと、飼い主が確実にコントロールできる体力・技術が絶対に必要です。事故防止の観点からも極めて重要です。
    高齢になり介護が必要になると、体重があるため寝返りを打たせる、体を支えるなどのケアが飼い主にとって大きな負担となります。体が大きいと、車での移動もスペースが必要です。また、一緒に入れる施設(ドッグラン、カフェ、宿泊施設など)やペット可の賃貸物件が限られることがあります。抜け毛やよだれが多い犬種もいます。こまめな掃除や手入れが必要です。
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まとめ

いかがでしたでしょうか?小型犬、中型犬、大型犬について少し紹介させていただきました。どのサイズの犬にも、それぞれ素晴らしい魅力と、飼育する上での大変さがあります。
「小さいから楽」「大きいから大変」と一概には言えません。ご自身の生活環境、体力、経済力、犬とどのように関わりたいかをよく考え、無理なく、生涯にわたって責任を持てるサイズの犬を選ぶことが、人も犬も幸せになるための大切なポイントです。
初めて犬との生活をスタートされる方にとっては、日本の住い環境でも比較的スペースを確保しやすく、日々の散歩やしつけでのコントロールもしやすい小型犬や中型犬から検討してみるのが、無理なく、そして楽しく関係を築いていくための現実的な第一歩となるでしょう。また、わがまま、吠えやすい、甘えん坊、寂しがり屋などは、犬種によるものと日々の飼い主様の行動によるもの、これらの原因があるかもしれません。特に幼少期は『社会化期』というものがあります。非常に大切な時期でこのブログでも少し取り上げていますので参考までに読んでいただければ幸いです。

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