失敗しない!最初に揃えるべき最低限の犬グッズのおすすめ。【初者向け】

【初心者向け】
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今回は「初めて犬を飼い始めた方」、「これから犬を飼う方」に向けて「新しい家族(ワンちゃん)を迎えるにあたり、まず揃える『最低限』必要なグッズとその選び方」をポイントも交えながらご紹介します。

気負う必要はありません。最初からあれこれ完璧に揃える必要はないです。ですがまずなぜ最低限でいいのかを解説します。

なぜ『最低限』から始めるのがいいのか?

  1. 「無駄な出費をしないで済む」最初から高価なものや、たくさんの種類のものを与えても、「全然使ってくれなかったり」、「まったく遊んでくれない」なんて事になってしまったら大変です。他に用途があればいいですが、ワンちゃん専用のものであればお金が無駄になってしまいます。
  2. 「犬の個性や好きなものがわかってから、買い足せばいい」ワンちゃんの個性について理解を深めましょう。「丸いものに興味をしめす」「このフードは食いつきがいい」好きや嫌いがわかってくると「食べる、食べない、遊ぶ、遊ばない」に役立つヒントになりますね。この「個性」について詳しく触れているものもありますので、参考まで読んでいただければ幸いです。
  3. 「まずは犬との生活に慣れる事が最優先」ワンちゃんとの生活が始まったばかりの方は、まず犬がいる生活というものに慣れる事が最優先となるでしょう「ご飯の時間」「おやつの時間」「ケアの時間(ハミガキやブラッシング」「散歩の時間」この毎日のお世話に慣れる事も大切です。

以上、3つの理由から「最低限」のものから始める理由を解説しました。誰だって初心者の頃は右も左もわからないものです。最初から高価なものを与えるのではなく、まず愛犬がどのようなものに興味を持つのかを深め、愛犬のお世話を日々こなしながら、焦らずゆっくり、愛犬が「好きなもの」を揃えてはいかがでしょうか?

【絶対必要!】最低限揃えるべき犬グッズのおすすめ。

① 居住スペース関連

クレート(屋根もついた箱型のハウス) or ケージ(柵で囲われた天井のあるハウス)

  • 「なぜ必要か」愛犬が安心して休める自分だけの場所が必要です。お留守番や就寝、しつけ、トイレトレーニングにも役立ちます。
  • 「選び方」愛犬が中で余裕を持って方向転換できるサイズがいいでしょう。またお手入れしやすい素材、持ち運びにも考慮しましょう。
  • 「注意点」子犬の場合は成長を見越したサイズ選びが大切です。

ベッド or マット

  • 「なぜ必要か」快適な寝床を用意してあげる、クレート内に入れることもある。
  • 「選び方」犬のサイズにあったもので、洗濯できる素材
  • 「注意点」破壊癖がある子もいるので、最初はシンプルなもので様子を見る。

② 食事関連

フードボウル・ウォーターボウル(各1個)

  • 「なぜ必要か」毎日の食事と飲水に必要になる。
  • 「選び方」安定感があって、ひっくり返りにくい形のもので洗いやすい素材がいいでしょう。犬の大きさ(鼻(マズル)の長さ)に合った深さかも考える。
  • 「注意点」プラスチック製は傷がつきやすく、衛生面で注意が必要になる。

ドッグフード(迎える犬が食べていたもの)

  • 「なぜ必要か」毎日の主食。
  • 「選び方」まずは、ブリーダーや保護施設で与えられていたものを用意する。急なフードの変更は体調不良の原因になる可能性がある。
  • 「注意点」フードの切り替えは、獣医師に相談しながら徐々に行う。

③ トイレ関連

トイレトレー

  • 「なぜ必要か」ペットシーツの固定ができ、段差など形状による効果で排泄場所を教えやすくする。
  • 「選び方」犬のサイズに合ったものでシーツの交換がしやすいものにする。
  • 「注意点」メッシュ付きなど色々な種類がありますが、最初はシンプルなものにしましょう。

ぺットシーツ

  • 「なぜ必要か」オシッコなどを吸収してくれ、後片付けがラクになる。
  • 「選び方」トイレトレーに合うサイズを用意する。
  • 「注意点」汚れたら頻繁に交換しましょう。

 お散歩関連

首輪 or ハーネス

  • 「なぜ必要か」リードをつなげるためや迷子札をつけるため。
  • 「選び方」指が1〜2本入る程度の隙間があるかちゃんと確認しましょう。子犬は成長に合わせて調整が必要になる。着脱がしやすいものを選ぶ。
  • 「注意点」首輪は首に、ハーネスは胴につけるものです。負荷のかかる場所が違うため、しっかり調べて、どちらにするか検討すべきです。

リード

  • 「なぜ必要か」犬の安全確保と同時に周囲への配慮のため。
  • 「選び方」最初は1m〜2mの丈夫なものがいいでしょう。
  • 「注意点」伸縮リードは初心者には扱いが難しい場合があるため、最初は通常のリードがおすすめです。

⑤ その他

移動用キャリーバック or クレート(家にあるもので兼用してもいい)

  • 「なぜ必要か」動物病院への移動など”移動”に役立つ。
  • 「選び方」犬が安全かつ快適に入れるサイズと通気性を考える。
  • 「注意点」もしハウスで使っていたら兼用もできる。移動時は公共交通機関のルール確認もしっかりしておく。

以上、5つに分けて最低限揃えるものを紹介しました。
5つ全て最低限必要ですが、特に初めは①〜③の事に集中してもいいかもしれませんね。安心安全な寝床があり、安全に食べられるフードや喉た乾いたら水分補給ができ、気軽にできる排泄場所があれば飼い主さんも一安心できるはずです。

Closeup on dog on leash outdoors in autumn

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最初は焦らなくても大丈夫!追々揃えたいグッズ

その他、おすすめのグッズを紹介します。

  • 「おもちゃ」色々なおもちゃがありますが、おすすめは「知育トイ」「噛むおもちゃ」です。
    「知育トイ」は頭や鼻を使って考えたり、隠れたおやつを探したりするおもちゃです。留守番や悪天候で散歩にいけない時の退屈しのぎや問題解決能力の育成に役立ちます。
    「噛むおもちゃ」は犬の本能的な「噛みたい」という欲求を満たすおもちゃです。ストレス発散や家具などへのイタズラ防止、子犬の歯の生え替わり時期のサポートにも役立てられます。
  • おやつ」(しつけ用)しつけ用のおやつは、犬が良い行動をした直後に与える「ご褒美」として使います。「この行動をすると良い事がある」と犬が学習し、その行動を繰り返すようになり、しつけが効率的に進みます。楽しいトレーニング体験を通じて、飼い主さんとの信頼関係や良いコミニュケーションを築く助けとなります。
  • 「お手入れ用品」ブラシ、シャンプー、爪切り、歯ブラシなどのお手入れ用品は、犬の健康と衛生を維持するために必要になってきます。特にブラシは早い時期にから慣れてもらいましょう。定期的なブラッシングは抜け毛の除去と毛玉防止になりますが、その他にもブラシが皮膚に適度な刺激を与え、血行を促進し、皮膚から出た自然な油分を行き渡らせ健康でつややかな状態を保ちます。
  • 「洋服」寒さに弱い小型犬、短毛種、シニア犬などの体温調整の補助に役立ちます。さらに紫外線対策(皮膚がデリケートな子)になり強いひざしによる日焼けから守ります。皮膚病や怪我がある場合に、患部を舐めたり描いたりするのを防ぎます。

 その他のおすすめグッズでした。これらは焦ってすぐに揃えなければいけないわけではありません。
買っても遊んでくれないかもしれませんし、すごく嫌がってできないかもしれません。ですので、最低限の必要なものを揃えて愛犬と過ごす毎日の中で「好き」「嫌い」をよく知ってから、ちょっとずつ揃えてみてはいかがでしょうか?

写真提供:Adobe Stock

まとめ

ここまで読んでくださってありがとうございました。今回の記事をまとめると・・・

最低限必要なもの!

  • クレート(屋根もついた箱型のハウス) or ケージ(柵で囲われた天井のあるハウス)・ベッド or マット
  • フードボウル・ウォーターボウル(各1個)・ドッグフード(迎える犬が食べていたもの)
  • トイレトレー・ぺットシーツ
  • 首輪 or ハーネス・リード
  • 移動用キャリーバック or クレート(家にあるもので兼用してもいい)

でした!「初めて犬を飼い始めた方」「これから犬を飼う方」の参考になり、飼い主初心者の方の新しい家族との楽しい日々の助けになれば幸いです。

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